〜井戸掘り機の仕組み、部材〜
仕組み
写真のように鉄パイプに取り付けた一対の受け皿を穴底まで挿入し、鉄パイプ上端のハンドルを右回転させ、穴底の土砂を掘り(削り)ながらすくい取り、受け皿に乗せて持ち上げるという仕組み。
この堀り機は片側の幅(パイプからの半径)が12cmで直径24cm、穴の中を上げ下げする時、掘り機が穴の壁に当たり、壁の土砂を削り落とすことも加わり、直径約30cmの穴になった。
(写真の上でクリックすると拡大、再度クリックすると元に戻ります)
初代掘り機
初代掘り機
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【動画@:井戸掘り機(改良型)によるテスト掘り】
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【動画A:井戸掘り機(改良型)による実践掘り】
使用部材
部材の大半はDIYショップで購入したものを加工、組み合わせて作成した。
- 鉄パイプ: 外径19.1mm厚さ1.2mm、長さ1,000mmと2,000mm、力が加わっても変形しにくい肉厚のパイプ19.1mmx2.0mmとパイプ連結用のパイプ22.2mmx1.2mmはネットショップで購入
- 支持金具: L型アングル180mmx90mm、砂利層では強度のあるステンレス製を使用
- 丁 番: 64mm幅、厚手のものを使用
- 塩ビ管: VU75管とキャップを加工し受け皿を作成
- ステンレス板: 0.2mm厚をネジで受け皿に取り付け
- Simpson: シンプソン・デッキ・ポストタイを加工し掘り込み刃を作成
- ネ ジ: ビス・ナットは適当なものを使用
初代掘り機の部材
⇒初代掘り機作成詳細のページはこちらへ
⇒改良型掘り機作成のページはこちらへ
掘り機の動き・働き
- 穴底に下ろした状態
掘り機を穴底に下ろした状態
- 穴底から持ち上げ始めた状態
掘り機を穴底から持ち上げ始めた状態
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- 粘土層部分を掘っていた時の成果
粘土層部分を掘っていた時の成果
- 砂利混じり粘土の掬い上げ
砂利混じり粘土の掬い上げ
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- 新たに作った受け皿【1】
新たに作った受け皿【1】
- 新たに作った受け皿【1】での成果
新たに作った受け皿【1での成果】
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- 新たに作った受け皿【2】
新たに作った受け皿【2】
- 新たに作った受け皿【2】での成果
新たに作った受け皿【2】での成果
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受け皿は、土砂の掬い上げと取り除きに効率の良いものを作りたかったが、素人にはこれが限界。しかし掘り機はよく働いてくれた。粘土はもちろん、石・砂利の掬い上げや落し物の拾い上げも得意であった。また、土砂等が一部原形のまま上がってくるので、地層の変わり目等が分かりやすかった。
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